
GT Form WPでスパム対策!Google reCAPTCHA設定方法を徹底解説
- テクノロジー
- 2025/9/20
- 2025/9/20
はじめに
WordPressでお問い合わせフォームを設置すると、避けられないのがスパムメール問題です。
「海外から大量に迷惑メールが届く」「ボットによる自動送信が止まらない」といった悩みは、多くのサイト運営者が抱えています。
そこで役立つのが、GT Form WP + Google reCAPTCHA v3。
本記事では、GT Form WPでスパム対策を行うための手順を、初心者にもわかりやすく解説します。
GT Form WPのスパム対策機能とは?
多くのお問い合わせフォームプラグインでGoogle reCAPTCHAを設定するには、別のプラグインを追加するか、または独自で導入する必要があり、どちらにしましてもそれなりの手間が必要です。
GT Form WPは、標準でGoogle reCAPTCHA v3に対応しており、「サイトキー」と「シークレットキー」を設定項目に入力するだけで対応可能です。
これにより、フォームに入力するユーザーが人間かボットかを自動判別し、不正な送信を未然に防ぐことができます。
GT Form WPが備えるスパム対策
- Google reCAPTCHA v3の標準対応
- スパム投稿を自動でフィルタリング
- ユーザー体験を損なわない(画像選択などが不要)
Google reCAPTCHA v3の仕組み
従来のreCAPTCHAでは「信号機を選択してください」などの画像認証が必要でしたが、v3は完全にバックグラウンドで動作します。
- ユーザーには一切負担をかけない
- スコアリングで不正アクセスを自動判定
- 本物のユーザーにはスムーズな送信体験を提供
つまり、「スパムは防ぎつつ、ユーザーには見えない」 というのが大きな特徴です。
GT Form WPでGoogle reCAPTCHAを設定する方法
Google reCAPTCHAのサイトキーとシークレットキーの取得から、お問い合わせフォームのGT Form WPの導入の簡単な流れは下記のようになります。
手順1:Googleでサイトキーとシークレットキーを取得
(1)Google reCAPTCHAの管理ページへアクセス
(2)新しいサイトを登録
(3)「reCAPTCHA v3」を選択
(4)ドメインを入力してサイトキーとシークレットキーを取得
手順2:GT Form WPにキーを設定
(1)WordPress管理画面 → 「GT Form WP設定」へ移動
(2)「reCAPTCHA設定」タブを開く
(3)取得したサイトキーとシークレットキーを入力
(4)保存して有効化
これでスパム対策は完了です。
Google reCAPCHA v3のサイトキーとシークレットキーの取得手順
それではGoogle reCAPTCHAのサイトキーとシークレットキーの詳しい取得手順を解説します。
必ず利用するGoogleアカウントに予めログインしてから操作を行ってください。
1.新しいサイトを登録
Google reCAPTCHA 管理ページ にアクセスします。
アクセスすると画面に「使ってみる」ボタンをが表示されていますので、使ってみるをクリックします。
下記画面のように「新しいサイトを登録する」画面が表示されます。
ラベル
管理しやすい名称を入力します。
reCAPTCHAタイプ
GT Form WPで利用するためには「スコアベース(v3)」 を選択します。
ドメイン
ドメインの欄は「+」をクリックし、利用するサイトのドメイン名を入力します。ここでドメイン名を入力する際は「ドメイン部分」のみ入力します。(例 user-domain.com)
Google Cloud Platformのプロジェクト名
新しく登録する場合はプロジェクト名を新たに登録します。
利用規約への同意
Google reCAPTCHA の利用規約に同意し、「送信」をクリックします。
登録が完了するとreCAPTCHA v3 に必要な「サイトキー」と「シークレットキー」が表示されますので、それぞれのキーをメモ帳などに保存してください。
これでGoogle reCAPTCHAのサイトキーとシークレットキーの取得は完了となります。
GT Form WPへのサイトキーとシークレットキーの登録
上記で取得したサイトキーとシークレットキーをお問い合わせフォームプラグイン「GT Form WP」へ登録します。
WordPress管理画面にログインし、外観 > カスタマイズの順にクリックします。
カスタマイズメニュー内の「GT form WP設定」のメニューをクリック。
「GT form WP設定」メニュー内にある、「reCAPTCHA設定」をクリック。
reCAPTCHA を利用する場合はチェックし、先ほど取得したサイトキーとシークレットキーをここに入力し保存します。
これで作成するフォームはreCAPTCHA v3に対応となります!
設定後の確認方法
設定後は、実際にフォームからテスト送信してみましょう。
正常なユーザー → 問題なく送信できる
ボットや不審なアクセス → 自動的にブロック
さらに、Google reCAPTCHAの管理画面では「スパム判定のスコア」を確認できるので、必要に応じて調整が可能です。
6. まとめ
GT Form WPは、Google reCAPTCHA v3に標準対応しているため、追加プラグインを入れなくても強力なスパム対策を実現できます。
- 画像認証不要でユーザーのストレスなし
- ボットを自動判定して迷惑メールを大幅に削減
- 設定はAPIキーを入力するだけで簡単
WordPressで安心してフォームを運用したいなら、GT Form WPのreCAPTCHA設定をぜひ活用してみてください。
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